誰でも簡単にできる圧力容器設計計算の内圧の場合のご紹介です。
前回は、圧力指定による板厚を求める計算でしたが、今回は、板厚指定で使用できる圧力を求める計算になります。
web上にもいろいろありますが、ここで紹介しているのは、古いです^^;
現状と合致しているか確認していません^^;
なので、参考値として下さい。
圧力容器円錐部内圧の板厚指定のSS400とSUS304の耐圧計算
圧力容器の円錐部に内圧がかかる場合の板厚指定で耐圧を求める計算です。
外圧の場合と異なり、計算式だけで求めることができます。
材質も、参考としてSS400とSUS304の特性値を挙げてありますが、他の材質についても、その材質に応じた数値を入れれば良いです。
利用方法
右上に*印がついているものは、入力が必要な変数です。
いろいろ変更して試してみて下さい。
腐れシロは、SUS304は0、SS400は1が通常です。
その他、応力割合x、最小効率ηは、そのままです。
判定欄に、計算範囲から外れている場合は、コメントが出ると思います。
最後に
今回の圧力容器計算は、内圧の場合なので、計算式に当てはめるだけの単純なものです。
なので、wordpress のプラグインである Calculated Fields Form で簡単に作成することができます。
引き続き、鏡部と胴部の場合について作ってみたいと思います。